タレントのキャスティング用に存在するタレントの名鑑というものが売られ、多くのマスコミ関係者、芸能関係者はこぞって購入をしています。
そこには1万組以上の芸能人、グループなどが掲載されていますが、そこには芸能事務所の連絡先なども網羅されており、実に2000以上の芸能事務所の連絡先が記載されています。
つまり、それだけ多くの事務所が存在し、もし芸能人になることを夢見たとしてもその中から選ぶ必要があります。
また、芸能人になることを志願して事務所に入ることは少し難しいため、それぞれの特色を知った上で活動をし、見つけてもらうことが必要です。
まず何を目指すかで狙うべき芸能事務所が変わります。
もし、女優や俳優などの役者になりたい場合には、役者が多く在籍する事務所に入ることが大事です。
この時、どの系統に強いのかというのを知っておく必要があります。
例えば、ミュージカルや舞台、喜劇、声優、テレビや映画向けの俳優など様々な系統があります。
ミュージカルに強い事務所というのは、その事務所の中に主役を務めるような人がいて、そのバーターとして入ることができるだけでなく、オーディションの情報なども積極的に入ってくるため、もし狙うのであれば、こうしたところの方がおすすめです。
また、子役から目指すというのであれば、劇団の養成所に入り、そこから付属の芸能事務所に入るというのもおすすめです。
その場合、俳優としての基礎をたたき込まれ、芸能人として何を求められているのかなどを知ることができ、それに合わせたやり方でやっていくことも可能になります。
結局はどこかのタイミングで下積みを経験しなくてはいけないため、初めのうちに苦労を重ねた方がいいだけでなく、劇団に入る人はほとんど自信を持っているため、そこでダメということは、芸能界では向いていないことでもあるため、あきらめがつきやすいという側面もあります。
村上豊彦は事務所選びよりも立ち位置を確立することが大切
モデルの場合となると、事務所選びよりも自らのモデルとしての立ち位置を確立することが先です。
モデルとして評価を勝ち取ると自然とオファーが舞い込むようになります。
近年はモデルとしての活動だけでなく、タレントとしての活動もするようになっています。
すると、モデルとタレントを兼任するようなやり方でテレビに出ている人が多い事務所の方が、ノウハウも知っていて非常にやりやすいと言えます。
こうしたノウハウがないところは、仮に自らが活躍できたとしても、ノウハウを知らないばかりに色んな苦労を強いられ、後に入った後輩たちのお手本になる必要も出てきます。
その点、お笑い芸人は非常に分かりやすい状況となっています。
お笑い芸人の養成所に入ってそこでお笑いを学び、成績が良ければ事務所に属することができるため、最初のうちはそれで十分です。
ただ、いつまでも所属できるわけではないため、いずれは契約を結ばなくなり、別の事務所に属することになりますが、この時は自分の芸風を受け入れてくれるところがおすすめです。
ぶっ飛んだネタの場合、事務所によっては受け入れてくれない、もしくはその事務所のファンに一切受け入れてくれない可能性があるため、芸能事務所選びが非常に重要となります。
村上豊彦はアナウンサーをどう考えているか?
最近ではアナウンサーに関しても芸能事務所選びが大きく左右することがあります。
元々アナウンサーだった人、一念発起してアナウンス技術を学んでアナウンサーになった人などでは入ることができる事務所に大きな隔たりがあります。
全国局のアナウンサーしか所属できないようなところもあれば、結婚式の司会、講演会のMCなどの仕事が中心となる事務所などもあります。
ニュースを読むことがしたいのか、イベントの司会などを中心にしたいのかでも、所属するべき事務所が大きく変わります。
所属できるところならどこでもいいという考えでは入ってから苦労します。
これらの特化した職種をまとめた事務所が、いわゆる大手の事務所となります。
そこに所属してしまえば非常に楽ですが、所属するまでが大変です。
オーディションで選ばれて所属をするケースはいわばスター候補生としての扱いであるため、そのルートで所属できる人は本当に限られています。
以前と違い、どこにも行くところがなかったらうちにおいでというような事務所は大手にはほとんどありません。
そのため、実績を作ってから大手に入るというのは現時点では一般的なルートです。
将来的に大手事務所に入りたいのであれば、まずは実績を積むことが先決です。
実績を積むことができる事務所を探すとなると、やりたいことに特化している事務所でやることが大事です。
移籍に関しても、色々と縛りこそあるものの、大手への移籍となれば、円満に移籍をさせてくれることもあります。
特にお笑い芸人の場合はそのあたりが緩やかな傾向にあります。
ギャラを重視する場合は、フリーでやった方がいいですが、マネージメントが非常に大変であるため、最初のうちは事務所に所属することがおすすめです。
最終更新日 2025年4月29日