音楽大学の存在意義が変わりつつある

【1】時代とともに変わっていく音楽大学の意義とは？

最近は音楽大学の存在意義というものが変わりつつあると言っても良いかも知れません。

というのは、これまでは音楽大学はそこを卒業して大手の事務所であったり、音楽関係の会社に勤めるという事が一つの役割となっていたのですが、これが最近はネットの普及のために大きく変化をして来たという事があります。

即ち自分で作品を公開してそして、それで稼ぐという事をするような人が出てきたという事があるのです。

これは音楽関係だけの事では無くね様々な業界でも出てきている動きで、既に学生の間に様々な作品を公開して、多くの収入を得るプロのような存在になるという人も珍しくは無くなっているという事があります。

これは音楽というものが世間で広く使用されるようになったという事も関係しているという事が言えるでしょう。
ネットで投稿される動画やアニメ、ゲームなどに音楽や音というものは欠かすことが出来ないものとなっています。

音に関して作るという事は音楽の授業などで教わる事もないので、専門的なところに通っている人でなければ作る事も難しいという事があり、このような技術や知識を持っているという事はネット上では大きな意味を持つ事になるというわけです。

何しろ音楽は常に再生されやすいという特徴を持っているので動画投稿サイトとしては最も稼ぎやすいコンテンツとなっていると考えて間違いありません。

映像は何度も見ると飽きるという事があり、一度見れば十分ということがありますが、音楽は何度も聞いてようやくその良さが分かり、そうなると狂ったように聴き続けるという事があります。

ですから、再生回数はどんどんと上がっていく事になり、多くの報酬を獲得することも出来るようになる美味しいコンテンツという事が言えるのかもしれません。

音を作り出すという事は簡単ではありませんが、コツをつかんでいる人であれば、それほど難しいことではありません。
バンド活動をしている人が若者で多いように、音を作るというのは別に学ぶ気があれば出来るという事が言えるはずです。

そして、ネットが普及した事で、自分の作品を世に公開することが出来る場所というモノがあるので、これを活用することで、音楽関係の人は稼ぎやすい環境が出来たという事になるでしょう。これを利用しない手はありません。

これから、多くの人がネットで様々な作品を出していくことになるでしょうが、今はまだまだネットが利用されてそれほど月日が経過していないので、固定客というにのも少ないですし、音楽関係の会社も本腰入れてネット事業に参入しているというよりは、様子を見ながらという事になっていると言っても良いかも知れません。

これが本腰を入れるようになると、なかなか素人ではプロに勝つことが出来ないという事が考えられるのですが、今はまだ大丈夫で素人でも十分に勝ち目はあるという事が言えます。

というのは、じっくりと聞き比べれば素人と玄人の違いは分からないでもないのですが、別々に聞けばまずそれほどの違いを感じる事はありません。

ですから早く始めて固定客をがっちりと掴んでおけば、十分にプロが入ってきても戦う事が出来るというわけで、このネット社会の初期段階で如何に多くの顧客をつかむことが出来るのかという事は大きな意味を持つ事になる事は間違いないでしょう。

どうせプロになったとしても、これからネットを利用は無ければならない事は間違いありません。

何しろネットは24時間世界に向けて情報発信をする事が出来る唯一のツールであると同時にリアルタイムでの双方向でのデータのやり取りが出来るツールという事になります。

これが使えるという事は、ビジネスを考える人であれば、まずここで顧客を掴むという事を考えるでしょう。
これまでのようにテレビやメディアなどを見ても意味が無いという時代がついに到来したということになるわけです。

何しろネットは誰でも無料で動画投稿が出来るというとんでもない利便性の高いツールを実現しました。
こうなるとお金がかかる全ての事は太刀打ちが出来なくなってしまいます。

聞き比べてどちらが凄いか分からない程度の違いは利用者にはまず分かりませんから、無料でお金がかからないものを選択するのはとうぜんということになります。

そうなると、そこから顧客が付き始めて利用者の拡大につなぐことが出来る用になるという事も考えられることになります。
ネット社会でとにかく言われることは早く始めたものほど有利という事であって、技術が云々はその次の段階の話という事になるというわけです。

これはこれまでの世界と比較して、ほんのちょっとの違いだという人もいる人もいるかもしれませんが、それは認識が甘いと考えても良いでしょう。
この流れは加速するもので、誤りに気付いた時に既に追い込まれているという事もあるかもしれません。

それくらいの大きな変化が今のは起きているという事になるのです。

最終更新日 2025年4月29日