・エネルギー問題に興味がある
・世界の石油事情について詳しく知りたい
・環境問題に取り組みたいと考えている
昔は石油はそう長くない将来には枯渇するという事が言われていたのですが、最近ではそのような事はいわれなくなりました。
その理由は採掘技術が進化して様々な所から石油を採掘することが出来る用になったという事があります。
これは実は大きな意味があって、今の米国の好調な経済もこの採掘技術によって支えられているという事も言えなくもありません。
目次
石油は枯渇しない?
一昔前まではこの米国が石油輸出国になったという事で、元々石油を輸出して国を富ませていて、産油国が米国をこの業界から撤退させるという目的で、価格を下落させるという戦術をとっていたので、価格が大きく下落をするということになっていたのですが、とうとう産油国もこの政策を諦めるところまでになり、米国の存在をこの業界でも認めることで、逆に今度は共に利益を獲得していくという事を考えたので、それによって一気に価格が上昇するという事にもなりました。
昨今のガソリン価格の上昇などはこの経済の動きが大きく関係しているというわけです。
いずれにしても、様々なところで石油が採掘できるようになったという事で、今ではまだまだあるという事は確実視される所になったという事は言えます。
ですが、ここで注意が必要なのは、無限にあるという事では無いというところ。
人は考え方が行き過ぎるということがあって、無いという事になると今すぐにでもなくなるというように心配をするようになり、あるという事になるといつまでも無限にあるかのようにかんがえてしまうところがありますが、そのような事をすると一気に使いきってしまうという事も考えられないわけではありません。
世界の人口が飛躍的に多くなれば枯渇の心配も出てくる
というのは、世界の人口は飛躍的に多くなるという事が考えられるので、これから更に利用者が増えるという事が考えられるという事で、経済活動が活発になり、これまではあまり使用しなかった途上国が使用するようになると考えられる事も大きな意味を持つことになります。
つまり、圧倒的に多くの量を使用するということになれば、枯渇する可能性はあるという事は考えておく必要があるという事です。
そのため、世界の国々は様々な代替エネルギーというものを考えているのですが、今のところこの資源に代わるほどのものは、見つけられていないと考えて良いでしょう。
原子力のようなとんでもない力を持つものはありますが、それを扱えるほどには人類はまだまだ進化をしておらず、太陽光や地熱というものを利用するにはコストがかかりすぎるという問題点があります。
ですから、この採ればすぐに使用出来るという極めて簡単な資源に勝るものは今のところはないという他ありません。
この油田の凄い所は採ればそれが売れるというところにあると考えて良いでしょう。
何も形を変える必要が無いのです。
太陽光などは電気に変えて売るという事が必要になりますから、蓄電というような事も考えなる必要があり、様々な技術が必要になります。
地熱などは比較的容易にエネルギーとして活用できそうだが・・・
原子力などにしてもエネルギーとして取り出すにはとんでもない苦労をする必要があるということになりますから、簡単にエネルギーの獲得にならないというところが問題となるというわけです。
そのような意味では地熱などは比較的容易にエネルギーとして活用できるところがありそうですが、これは地中の奥深くまで掘る必要があるというようなことがありますから、現実的には難しいという事に今はなっています。
つまり油田程、簡単に採掘をする事が出来るものはないというのが現状だという事です。
これは、実は大きな意味があって、人類が石油を使用するようになってから既にかなりの年月が経過しているにも関わらずに、他の有効なエネルギー源を見つけることが出来ていないという事にもなるわけです。
既に世界という物がどれぐらいの広さなのかという事が分かり、地球上にどのような物質があるのかという事もほぼ分かった状態で、他に有効なエネルギー源がないということになると、この先もそう簡単に出てくる事は無いという事が予想されるということです。
限りあるものを使用していればいつかは無くなる
確かに候補としてはメタンハイドレートなど候補がないわけではありませんが、それらは簡単にエネルギー源として利用できないからこそ、今でも技術開発が進んでいるというわけで、これからもそう簡単に出来ることにはならない事が予想されます。
ということは、今の状態がある程度は続くという事は考えられることになるでしょう。
その結果どれぐらいの残量があるのかという事は常に考慮しなければならないということになります。
採掘技術が如何に進んでも、限りあるものを使用していれば、いつかは無くなるという事を常に考慮しておかなければなりません。
確かに様々な技術開発は進んでいるのですが、それらは採掘効率を良くするという方向性でのみ進んでいるのであって、新しく作るという事ではないわけです。
まとめ
この新しく作るという事が出来なければいずれは枯渇するという事は考えておかなければならないと、関井圭一さんも考えているようです。
最終更新日 2025年4月29日